こんにちは!ムコパパです。
このブログでは、大豆ミートをまだ食べたことがないという方におすすめの大豆ミート食品情報をお届けします。
私たちの知らないうちに大豆ミートの開発は日々進んでおり、現在では普通の肉と何ら変わらない味を再現しています。
それでいて、お肉よりも栄養バランスの面で多くのメリットがあるのは聞いたことがある方もいるはずです。
でもBBQとか焼き肉パーティーは本物のお肉じゃないと盛り上がらないよね」
今、その家畜のお肉が地球環境に大きな負荷をもたらしているのをご存じですか?
地球温暖化に始まる様々な気候変動は、化石燃料を燃やして排出される温室効果ガスの影響だと考えられてきました。
もちろんそれもあります。
しかしその化石燃料を抜いて温室効果ガスを発生させているものがなんだか分かりますか?
【牛】です。

牛は反芻を繰り返して食べ物を消化しますが、その際出すゲップには温室効果ガスの一種であるメタンガスが含まれています。
また堆肥を処理する過程で亜酸化窒素という温室効果ガスも発生します。
牛が地球温暖化の原因なの!?
それだけではありません。
エサとなる穀物や、牛を育てる工場を建てるために森林が伐採され、二酸化炭素を吸収する森が減っています。
今や牛の発育に関する様々な工程で、大量の温室効果ガスが発生し、森林が減り続けているのです。
なぜこんなことになったのでしょう?
答えは【人口増加に伴う肉の消費量の増加】です。
肉の消費量が増えれば、必要とされる牛の頭数も必然的に増えます。
ですが、牛肉をはじめとする動物性タンパク質の裏側にある問題に気づかないまま、自分の食欲を満たすためだけにお肉を食べ続けて良いのでしょうか?
たとえ問題に気づいていたとしても、それを見て見ぬふりをして、仲間と盛り上がるためにBBQで大量のお肉を焼いていて良いのでしょうか?
だからこそ、「健康のため」「食事バランスのため」以外にも「地球のため」に大豆ミートを選択する価値があるといえます。
この記事では、家畜のお肉が抱える問題を解説し、大豆ミートがいかにその解決の糸口になり得るかを説明します。
家畜の肉の問題
家畜は牛、豚、鶏の三種類が家庭料理では代表的です。
そのうち【牛肉】はもっとも環境負荷が高く、水、穀物、土地の多くを犠牲にしなければなりません。

牛肉が商品になるまでの過程で地球に与える負荷の一覧を見てみましょう。
①温室効果ガス
牛肉の生産過程で排出される温室効果ガスは以下の2種類があります。
- メタンガス
- 亜酸化窒素
メタンガス
メタンガスは、牛の反芻によってゲップと共に排出されます。
牛は1日あたり約600リットルものメタンを排出するといわれています。
メタンガスは二酸化炭素に次ぐ温室効果があると言われているため、目が離せない数字です。
反芻(はんすう)
牛は一度第1胃の中に入ったエサを口に戻してゆっくりとすりつぶします。胃の中の微生物がエサを分解しやすくするためですが、同時に微生物はメタンガスを生成します。
亜酸化窒素
亜酸化窒素は、二酸化炭素の300倍の温室効果があるとされる気体です。
主に家畜の尿を川に流す前に窒素を加えて処理する過程で発生します。
牛の出す温室効果ガスは、
- メタンガス
- 亜酸化窒素
がある。
メタンガスも亜酸化窒素も、温室効果は二酸化炭素より高い
②森林伐採
牛肉の生産過程では、森林も犠牲になっています。
森林が伐採される理由は主に2つです。
- 牛の飼育のため
- エサとなる穀物を育てるため
牛の飼育のため
人口増加に合わせて大量の家畜を育てるためには、既存の牧場では面積が足りません。
もはや、森林を切り開かなければ消費量に追い付くことができないほどです。
世界の森林は減少を続けており、毎年520万ヘクタールが減少しています(2000年から2010年までの平均)。
https://www.env.go.jp/nature/shinrin/index_1_2.html

エサとなる穀物を育てるため
牛の餌となる穀物は、近年では早期熟成と肉質向上のためにトウモロコシや麦が主流となっています。
その穀物を育てるための土地も、森林伐採によって獲得されています。
育ててるのは植物だから、緑の量は変わらないんじゃないの?
もともとの森に住む動物たちの生態系が損なわれてしまうので、単に植物の量の問題だけではありません
③世界の飢餓問題
今、世界では10人に1人の割合で飢餓に苦しんでいる人がいます。
実はこの飢餓問題の背景には、牛などの畜産が大きく関わっているのです。
お肉をたくさん作ってるなら、飢えている人も減ってそうだけど?
食糧生産量は世界人口の飢餓を救うのに十分
飢餓で苦しむ人たちがいるからといって、食べ物が世界的に不足しているわけではありません。
世界で生産させれている小麦などの食糧は、私たち人類70億人を支えるだけの量が生産されています。
年間の食糧生産量…約年19t
世界人口で分配すると…約年270kg/人
健康を維持するために必要な食糧…約年150~180kg/人
よって十分な量の穀物が生産されている計算になります。
人の食糧は家畜が食べ、家畜は人に食べられる
ではなぜ飢餓に苦しむ人がいるのでしょう?
答えは【家畜が食べているから】です。
人が食べられるトウモロコシや麦などが、家畜の飼料用として生産・消費されているのです。
飢餓人口とお肉の消費が結びついているとするならば、お肉の消費量を減らすことによって飢餓人口も減少するはずです。
「お肉を食べる」という選択肢がすでにある私たちは「お肉を食べない」という選択もできるのではないでしょうか。
④人はお肉を食べなくていい?
近年の研究では、果たして人は本来「お肉を食べる必要があるのか」という議論もされています。
生命倫理や生物学的観点から見た、お肉を食べる必要性は以下の3点が論点として研究が進んでいます。
- 人は肉食の体をしていない
- 現代病は食肉のせい
- 工場型農業の屠殺現場
人は肉食の体をしていない
肉食動物と草食動物を比べたときに、大きく違う特徴が2つあります。
「歯の形状」「腸の長さ」です。
犬や猫など、身近な肉食動物の歯を見ると、鋭く発達した犬歯を始めとして、ほぼすべての歯がとがった毛状をしています。
一方で牛や馬などの草食動物は、草をすりつぶすために歯が平べったくなっています。
では人間は、どちらの形状に似ているでしょうか?
草食動物の歯の特徴と似ていることがお判りいただけると思います。
言われてみれば、動物園のサルも果物をエサとしてもらってるけど、お肉は食べてないよね
さらに草食動物は、食物繊維が豊富な草を消化するために長い腸が必要です。
身長に対する腸の長さは、肉食動物と草食動物では明確な違いがあります。
- 犬や猫…身長の4~5倍
- 馬…10倍
- 牛…20倍
- 人間…10倍
このように歯と腸の特徴を見ても、人間は本来肉食ではないとされる研究結果が出ています。
現代病は食肉のせい
日本人の死因は「がん(悪性新生物)」が最も多く、次いで「心疾患」と続きます。
特に大腸がんや胃がんで亡くなる方が多く、根本の原因は食生活にあるとされています。
実は国際がん研究組織(IARC)によると「動物の赤身肉や加工肉には発がん性がある」として評価されています。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2015/1029/index.html
日本人の平均的な消費量(一日あたり63グラム)であればリスクは低いとされていますが、この量を見ても私たち人間は「必ず毎日お肉を食べなければいけない」動物ではないことが言えます。
工場型畜産業の屠殺現場
「人は本来肉食ではない」
「お肉を食べることは発がんのリスクを上げる」
それでもまだ思いっきりお肉を食べたい、とお思いではありませんか。
そのお肉はどのように加工されたか、わからない方はいらっしゃらないはずです。
今、世界では年間約500〜700億匹の家畜が人の食事の為に屠殺されていきます。
人間ひとりあたり、年間約10匹の動物の命が犠牲になっている計算です。
お肉に替わる栄養価の高いおいしいおかずがあれば、わざわざ動物の命を犠牲にしたくないと思われる人がほとんどではないでしょうか。
植物性のお肉を選ぶという事は、こんな結果にも繋がっていく選択なのです。
引用:染野屋
大豆ミートの役割
環境に大きな負荷を与えているという側面を持つ家畜のお肉。
ではその代わりとして注目されている大豆ミートが、どのようにサステナブルな社会の実現に貢献するかを見ていきましょう。
- 育つ過程でCO2吸収
- 狭い土壌で多くのタンパク質を作れる
育つ過程でCO2吸収
大豆は植物なので、空気中の二酸化炭素を吸収して酸素を放出します。
大豆を育てる工程や収穫などで発生する二酸化炭素も、牛肉を100とした場合50程度で済みます。
狭い土壌で多くのタンパク質を作れる
牛肉を生産するのと同じ面積で大豆を育てた場合、牛肉が年間5人分の生産量なのに対し、大豆は年間100人分の量が収穫できます。

このことからも大豆は高効率かつ低負荷でタンパク質を生産できる食材であることがわかります。
大豆ミートを選ぶなら100%植物性のソミート
大豆ミートがいかにサステナブルかを見たところで、とある疑問が浮かぶ方もいるはずです。
どの大豆ミートも同じなの?
商品によって差はあるの?
ひとたびスーパーに足を運べば、大豆ミートは様々なメーカーが商品を販売していることに気づくはずです。
「仕事で日々忙しいけど、健康には気を付けたい」
そんなあなたには染野屋のソミートをオススメします。
オススメする3つの理由を解説しましょう。
美味しいから長続きする
どんな健康食品でも、食べて美味しくなければ続けたくありませんよね。
私も健康に良かれと思って「おから」を使った料理を作ったことがありますが、豆腐の風味と水気を克服できずにあきらめてしまいました。
ソミートなら各商品がすでに美味しく味付けされているので、調理で失敗することもなく、温めるだけで美味しく頂けます。
特に「ソミート炙り焼き」は『食べるJAPAN 美味アワード 2022』で受賞経験があり、その味に確かな評価が下されました。
味で選ぶ上でもソミートは失敗しないお買い物と言えるでしょう。
添加物不使用で体の中から健康に
商品のパッケージの裏面にある成分表示を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
そこには保存料、着色料、増粘剤に代表される添加物の数々…。
健康食品として食べるなら、これらの添加物も可能な限り含まれていないものが理想です。
ソミートなら、江戸時代から続く豆腐屋「染野屋」が作る豆腐の技術をもとに生産されおり、大豆は純国産の丸大豆、水は選び抜かれた天然水、にがりは職人の手による天然にがりと、素材に強いこだわりがあります。
下記にソミートの商品に使用されている原材料を上げました。
商品名 | 原材料名 | 栄養成分 |
ソミート炙り焼き | 大豆たん白食品(国内製造)、 有機醤油、 米油、 てんさい糖、 こんぶだし、 香辛料、 (一部に小麦・大豆を含む) | エネルギー157.7kcal たんぱく質 12.9g 脂質 7.6g 炭水化物 10.2g ナトリウム 586.5mg 食塩相当量 1.49g |
ソミートしょうが焼き | 大豆たん白食品、 米油、 有機醤油、 しょうが、 味噌、 てんさい糖、 (原材料の一部に小麦、大豆を含む) | エネルギー195.7kcal たんぱく質 12.6g 脂質 11.1g 炭水化物 11.5g ナトリウム 681.1mg 食塩相当量 1.73g |
ソミート唐揚げ | 大豆たん白食品、 有機醤油、 馬鈴薯でん粉、 米油 ※原材料の一部に小麦・大豆を含む | エネルギー200kcal たんぱく質 16.6g 脂質 10.7g 炭水化物 9.2g ナトリウム 600mg 食塩相当量 1.52g |
プラントベースミンチ | 植物性たん白 (大豆・小麦を含む、米国・ブラジル製造、遺伝子組み換えでない)、 米油、 グルテン/増粘剤、 アカビート色素、 カカオ色素 (一部に小麦・大豆を含む) | エネルギー181kcal, たんぱく質 19.7g, 脂質 8.9g, 炭水化物 4.3g, 食塩相当量 0g |
ソミートキーマカレー | トマト・ピューレづけ(イタリア製造)、 ノンオイルソテーオニオン、 にんじん、 ココナッツミルク、 りんごピューレ、 トマトケチャップ、 粒状植物性たん白、 バナナピューレ、 ピーナッツペースト、 醗酵調味液、 食用オリーブ油、 こいくちしょうゆ(本醸造)、 酵母エキス、 おろししょうが、 カレー粉、 馬鈴薯でんぷん、 オニオンエキス、 食塩、 こんぶパウダー、 クミン末、 コリアンダー、 カルダモン、 オールスパイス、 パプリカパウダー、 (一部に小麦・大豆・落花生・バナナ・りんごを含む) | (180g 1パックあたり) エネルギー164kcal, たんぱく質 6.2g, 脂質 6.3g, 炭水化物20 .6g, 食塩相当量 1.8g |
ソミート炙りカレー | 野菜(人参(国産)、 ピーマン)、 大豆たん白加工品(大豆たん白食品(国産)、 有機醤油、米油、その他)(国内製 造)、 かぼちゃペースト、 でん粉、 米みそ、 こんぶエキス、 食用オリーブ油、 醤油、 カレー粉、 リンゴピューレー、 トマトペースト、 おろししょうが、 ねり胡麻、 酵母エキス、 食塩、 粗糖、 クミン、 クローブ、 シナモン、 ナツメグ、 ブラック ペッパー ※一部に小麦・大豆・りんご・ごまを含む | (180g 1パックあたり) エネルギー184kcal, たんぱく質 5.0g, 脂質 8.8g, 炭水化物 21.3g, 食塩相当量 2.8g |
ソミート餃子 | 皮(小麦、食用でん粉、食塩) 野菜(キャベツ、生姜、りんご)、 大豆たんぱく、 調味料(ごま油、昆布だし、片栗粉、甜麺醤、塩コショウ) ※一部に小麦・ごま ・ 大豆・りんごを含む | エネルギー178kcal たんぱく質 8.1g 脂質 4.7g 炭水化物 25.9g 食塩相当量 1.04g |
ソミートプルコギ | 大豆たん白食品(国内製造)、 米油、 砂糖(てんさい糖)、 有機醤油(小麦・大豆を含む)、 発酵調味料(米、米こうじ、その他)、 味噌(大豆を含む)、 しょうが、 調合ごま油、 赤唐辛子、 香辛料 | エネルギー334kcal たんぱく質 23.5g 脂質 15.8g 炭水化物 24.5g 食塩相当量 2.29g |
簡単だから長続きする
健康にいい、環境にいいとされていても、作るのが面倒では長続きしませんよね。
ソミートならすでに味付け済みなので、あとは温めるだけで美味しく頂けます。
→実際の調理レポはコチラ
- 牛肉をはじめとする家畜肉は環境負荷が高く、発がん性もリスクがある
- 大豆は家畜肉に比べて高効率・低負荷でタンパク質を作れる、サステナブルな食糧
- 簡単料理で美味しいソミートは、添加物不使用のため、健康に気を使うあなたにぴったり
最後まで記事を読んで頂いてありがとうございました!
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