大豆ミート、プラントベースミート、ソイミート…
いったい何がどう違うの?
代替肉、大豆ミート、ソイミート、プラントベースミート…お肉の代用品として次々に新しい言葉が出てきて、混乱してしまいますよね。
健康に良さそうだから始めてみたい!けど難しい横文字でややこしい…せっかく買うなら失敗したくないし美味しく食べたいのに、一体どれを選んだらいいの?
皆さんの悩む気持ちはよくわかります。私も最初はそうでした。
ですが大丈夫です。
結論から言えば「大豆ミート」という名称が付けられたものを買えば心配いりません。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富で、イソフラボンの働きで美容も手に入ります。
大豆ミートを選べばいいのね。
でも種類が多くてますますよくわからない!
安心してください。
記事の最後にオススメの大豆ミート1選を紹介しています。
まずは大豆ミートを選ぶ際の注意点などを解説していきますので、どうかお付き合いください。
こんにちは!ムコパパです。
このブログでは、大豆ミートをまだ食べたことがないという方におすすめの大豆ミート食品情報をお届けします。

お肉の代用品=代替肉

- プラントベースミート
- 培養肉
動物性タンパク質ではなく、植物性タンパク質で作られた肉の代用品を「プラントベースミート」と呼びます。
動物のお肉にはない栄養が含まれていたり、低カロリー・低コレステロールなどの健康面にメリットがあります。
一方、動物の筋肉を培地で培養して生産したり、脂質と混ぜて3Dプリンターなどでお肉の形に作ったものを「培養肉」といいます。
動物性タンパク質に含まれる必須アミノ酸が摂取できたり、家畜を大量に飼育して屠殺しなくて済むなど、環境や生命倫理的な観点から研究が進んでいます。
まだ試験段階で流通していないので、1食分がとても高価になります。
大豆ミートはプラントベースミートの一種

ではごく一般的にスーパーなどでも購入できるプラントベースミートは、どんな種類があるのでしょうか?
プラントベースミートには以下の3種類があります。
- 大豆ミート
- グルテンミート
- エンドウ豆ミート
大豆ミート

大豆ミートとは、大豆の繊維を潰してお肉の形に再加工したものです。
大豆は「畑の肉」と呼ばれるほどタンパク質が豊富なので、十分にお肉の代わりになります。
その上で女性ホルモンと似た働きをして美容と健康をもたらす「大豆イソフラボン」も含まれています。
グルテンミート

グルテンミートとは、小麦に含まれるグルテンというタンパク質から作られた代替肉のことです。
うどんを食べたと歯応えにコシを感じたり、パスタを食べたときにモチモチした食感を感じますよね?
あれは麺を打つ工程でグルテンの繊維が結びつき、粘りをもたらすためです。
大豆同様に栽培が容易な食材だけあって、大量生産には向きます。
一方で小麦アレルギーの方や、グルテンでお腹を壊したり体調を崩す方には向きません。
プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手は、長らく悩まされていた体調不良の原因に小麦の摂取があることをしり、グルテンフリーの食材に切り替えたところ、体調もよくなりパフォーマンスが向上しました。
エンドウ豆ミート

エンドウ豆ミートは、大豆ミートやグルテンミートにはない「アレルゲンフリー」な食材であるというメリットがあります。
どんな体質の方でも美味しく食べられるエンドウ豆ミートですが、スーパーの食品売場ではあまりお目にかかることはないです。
2022年時点でAmazonや楽天などのECサイトを中心に購入できるので、気になる方はそちらもあわせてチェックしてみてください。
→https://www.link-food.com/pages/5158513/blog
プラントベースミートの3つの意義

代替肉や各プラントベースミートの違いが分かったところで、もう少しだけお話をさせてください。
それは、プラントベースミートが単なる健康食品じゃないことです。
プラントベースミートは健康や美容以外にも、以下の3つの社会問題を解決する手段として支持されています。
- 宗教や風習による食の多様性
- 人口増加対策
- 地球温暖化対策
宗教や風習による食の多様性
宗教によっては食肉を禁忌とする節度があったり、育った環境で食肉を忌避する風習がある地域があります。
プラントベースミートはそんな人たちの食の多様性を広げ、どんな土地でも食に困らない生活を作ることができます。
例えば日本人が海外旅行をすると、「刺身」や「白米」が日本と違って当たり前に食べられないことはよく聞く話ですよね。
それとは逆に、住んだ国に自分たちが食べてはいけないものだらけだったら、その土地に住み続けたり仕事をすることが苦痛になってしまいますよね。
プラントベースミートは、あらゆる食の多様性にマッチする食材なのです。
人口増加対策
地球の人口は今後も増え続けると予測されています。
そうなると必然的に困るのが「食糧の不足」です。
やがて100億人にも達する可能性がある全人類のお腹を満たすために、より多くの動物たちの命を犠牲にして良いものでしょうか?
また家畜を育てる広大な土地も、これ以上切り開こうものならあっという間に森林はなくなるでしょう。
プラントベースミートは、家畜に比べて少ない土地で多くのタンパク質を得るために有力な食材なのです。
地球温暖化対策
そしてプラントベースミートは地球温暖化対策にもなるのです。
地球温暖化対策に!?
どういうこと?
実は牛肉をプラントベースミートに置き換えるだけで、地球温暖化を防止することができるのです。
- 森林伐採
- 牛の出す温室効果ガス
- 飢餓問題
牛を育てるには、大量の穀物と広大な土地が必要になります。
穀物や家畜を育てる土地は、発展途上国の森林を伐採して広げます。
植物は地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収して酸素を排出していますから、その木が少なくなるということは、地球温暖化が促進されてしまうのです。
さらに牛の出すゲップや堆肥には、温室効果ガスが含まれています。
多くの人の食を支えるために、多くの牛を育てることになれば…より多くのメタンガスが地球温暖化を促進してしまいます。
加えて牛が食べる穀物は、本来私たちが口にすることのできる穀物です。
牛が食べている穀物を飢餓に苦しむ人たちに分配できたとしたら、飢餓をゼロにすることも不可能ではありません。
このように、牛肉を控えてプラントベースミートに切り替えることは、今の地球の生きる世界中の人のためにもなるのです。
大豆ミートはSoMeatがオススメ
プラントベースミートは健康・美容・地球にやさしい食べ物です。
週に1日でもプラントベースミートに切り替えれば、年間でテニスコート一面分の森林が再生すると言われています。
ただ美味しいだけじゃない、地球に本当にやさしい大豆ミートをオススメします。
染野屋のSoMeatです。
気になる方は染野屋公式サイトを是非覗いて見てください。
→江戸時代創業の老舗おとうふ屋がつくる大豆ミート、SoMeat
- 代替肉は「お肉の代用品」で、プラントベースミートと培養肉がある
- プラントベースミートとは、植物由来の素材で作られた代替肉で、大豆、小麦のグルテン、エンドウ豆の3種類がある
- プラントベースミートに切り替えて牛肉の食事を控えることは地球にも良い
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